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にっきちょう

決別

2021年3月4日、引っ越しの荷造りをすると同時に、ある程度新居に持っていくものの選別をした。

 

大学1年から3年で収集したオタクコンテンツの多くは手放すことにした。ライブグッズ、アクリルスタンド、フィギュア、どれも当時はかけがえのないものだった。

 

当時は全力でコンテンツやライブを楽しみ、法被等の企画をし、実行するほど没頭していた。それによって出会えた人もたくさんいて、中には海外の人もいてとても充実していた。

 

大きな転機があったのはやはりコロナだろう。最後にライブに行ったのはもう1年半程前になってしまう。昨年2月に久々に行くはずのライブチケットは返金されたがコンテンツへの熱は返ってこなかった。

 

2年前、1年前の自分は今の現状を絶対想像できなかったであろうが、その当時に熱を持っていたコンテンツにもう熱を感じない自分こそが今の現状だ。物との決別はその証でもある。

 

ただ、物とは決別しても思い出を否定することにはならない。とても良い思い出だったと思うし、当時仲良くなった人のほとんどとはこれからも仲よくしたい。