こんにちは、ひたらぎ(@23k_h)と申します。この記事はB4UT Advent Calendar 2021の20日目の記事です。
2022/04/02 モニターアームについて加筆しました。
毎年この日に書かせていただいていて*1、今年で4年目になりました。大学院生活や教習所に追われています。
はじめに
Twitterを見てくださっている方は既に知ってるかもしれないんですけど、先日IIDXの立ち環境を復活させました。
こんな感じですね、実際にこの環境でプレーしている動画がこちらになります。
https://twitter.com/23k_h/status/1471067137829933062
2021/12/18現在mocha-repository*2で1位のスコアが出ているのでちゃんとプレーできていることがわかります。
動機
2年前ごろに実は一度立ち環境を作っていました。60Hzのテレビ*3を画面にして上の写真のようなAC環境を作ってプレーして、その環境で発狂十段や発狂皆伝に受かりました*4。
しかし昨年8月、INFINITASが大型アップデートをして120Hzに対応しました。緊急事態宣言が空けてきていざゲーセンにいって120HzのIIDXをプレーしたらもう60Hzには戻れなくなっちゃいましたね。それで自宅環境を解体して変わりにDIVAの環境を作って遊んでいました。
今年に入ってからは新しく買った24インチの144HzのモニターでINFINITASやBMSをしていました。BMSはスキンの拡大が容易にできるのでゲーセンのサイズに合わせてプレーしていたんですけど、INFINITASは大型アップデートが入ってからウィンドウアプリケーション化及び拡大鏡を用いたサイズの拡大が出来なくなってしまい、顔とモニターの距離を調整したりして誤魔化すくらいしか対応出来無くなっちゃいました、困ったね。
そこで、また立ち環境をLIGHTNING MODELっぽく作りたいなと思ったわけです。
立ち環境構成要素
モニター
立ち環境で一番重要と言っても過言ではないと思ってます。LIGHTNING MODELを再現する上で重要な2要素は何かと言うと
- 43インチ
- 120Hz
この2つです。正直作るだけならリフレッシュレートだったり液晶の質とかは二の次くらいで考えちゃっていいと思います。
この条件を満たすものって実はものすごく数が限られています。
ASUS XG43UQ
スペックだけ見るなら申し分ないです。社会人になって結構金銭的に余裕があるなら間違いなくこっちを買うかな~って感じなんですけどめちゃくちゃ高いです。
GIGABYTE AORUS FV43U
これも上と同等のスペックを保持しています。めちゃくちゃ申し分ないんですけどやはり
高いです…。このくらいのモニターが10万円前後で買える世の中になって欲しいなぁ…って思ってます。ただ昨今モニター全体が大幅に値上がってる*5らしく当面は高い水準が続きそうです。
REGZA製テレビ(43V~)
学生が手を出すならこちらをオススメします。というのも、Play Station 5の販売とともに徐々にですが120Hzが出る4Kテレビのバリエーションが増えてきました。テレビの方がモニターよりも価格が安いこともあって良いと思います。
その中でもREGZAのテレビは前からゲーム性能が良いと定評もあり、今回自宅環境を作るにあたって購入したのもその中の43Z730Xです。
こちらは、INFINITASで自宅環境を作ってる人がよく買ってるテレビってことで事前にリサーチして良さそうだったっていうのもあります。ブログを2つ紹介しますので参考にどうぞ。
実は43Z730Xですが、既に販売終了してしまっており、新規に注文することができません。Amazonにも中古で少数出品されていますが、最安でも125,000円と非常に高額になってしまっております(2021/12/19現在)。
じゃあどこで買ったの?っていう疑問が出ると思います。今回購入するにあたって使用したのがYahoo!オークションです。
43Z730X、落札………! pic.twitter.com/cje6nntkV8
— ひたらぎ (@23k_h) 2021年12月5日
ヤフオク、結構お値打ち品がたくさんあったりして*6たまに見るとこんな値段で買えるの?ってものが割とあります。
今回43Z730Xを82000円+送料で落札しました。Yahooから来てた50000円以上の商品5000円引きクーポン使って実質8万くらいで購入出来たので上のAmazonの値段を見てもかなり破格だと言うことがわかります。届いたテレビもしっかり使えているので満足です。
他にも43Zシリーズだと730Xの後継機の43Z670Kなど120Hz出る43インチテレビは探せば出てくるのでなるべく手ごろに環境が作りたいならこちらがオススメです。
ちなみにスペックの方なんですけど、恐らく上のモニターよりかは幾分かは落ちてしまいます。貼ったブログの方にも書かれていますが残像らしきものが視認できてしまうため慣れるまでに時間が少しかかるかなと思いますが、正直誤差程度かなと思ってます。でかいモニターでIIDX無制限にできる方がよっぽどいい。
高さに関してはテレビの付属台を付けて自立できるようにさせてから上のブログに合うように適当な箱で高さ調整をしています。
テレビスタンド
昨今の地震でそろそろちゃんとしたものを買わないといざ大きな地震が来たら簡単に崩れそうなのが怖かったので買いました。3万円。
到着から組み立てまで一人で行って2.5時間かかりました。正直一人で組み立てるのきつかったので実際に組み立てをするときには一人助っ人を呼ぶのがオススメです。
このテレビスタンドの良いところが組み立てた後の高さ調整、角度調整を気軽に行えるということです。
画像の通り、スタンドの裏側に目盛りがついているため、高さの微調整がしやすいです。
また、このスタンドの売りである、テレビの縦横回転ができるためボルテのコントローラーを買った際にはテレビを90°回転させてVALKYRIE MODELを再現することも可能となります。
あと恐らくこれの本来の用途がビジネス用だからだと思うんですけど、コードを収納できる溝があるためかなりスッキリできました。
ネガティブな点としては、足の部分が思ったよりも大きかったためスペースを結構取ります。モニターの後ろ側5~60cmくらいは開ける必要があるため結構空間を圧迫しちゃうのでそこだけは注意かなって感じですね
コントローラー
少なくとも現時点ではGAMO2が出しているPHOENIXWAN一択だと思います。ただこれに関しては環境構築以前から所持しているので追加コストはかかってません。
こちらに関しては性能とかはもう有志の方が色々書いてるのでそこまでは書きませんが、自分の方でカスタムを後から色々した関係で38000円どころではない値段がかかっているのでそっちについて書いていきます。多分カスタム方面について詳しく書いてある記事は少ないと思うので参考になったら幸いです。
まず、購入時に三和ボタンへの換装をしました。そこで+9200円かかっています。してはいないんですけど多分今買うんだったらLEDを全部LMに合わせて青にしたいなーってなるので+300円×7課金すると思います。
次に到着後、色々なスイッチやバネを試しました。具体的には以下の通りです。
- スイッチ
- D2MV-01-1C2(25g)
- D2MV-01-1C3(50g)
- VX-01-1A2(25g)
- VX-01-1C23(50g)
- バネ(三和のもの一択です)
- 20g
- 40g
- 50g
- 60g(購入時ついてきたの)
3年くらいかけて全部試して結局新筐体と同じもの(太字)に落ち着いています。多分上全部合計で15000円くらいかかってるはず。あとスイッチは消耗品なので色々とおかしいと思ったらすぐ変えられるように7個ストックをしておくことを推奨します。
PHOENIXWANの皿は鉄製なのでACに比べてめちゃくちゃ重いです。そこで別売りのEMP皿を購入しました。6500円もかかりましたが、おかげで皿曲の練習が捗り、最近ようやく赤ジャケとか黒Xのような簡単めな皿曲でAAAを出せるようになりました。
こんな感じで全部合わせると70000円程PHOENIXWANにかかっています。公式から出ているLIGHTNING MODEL仕様コントローラーが80000円くらいなんですけど色々いじるのが怖いけどLM仕様で家でも遊びたいなら正直公式のコントローラーを大人しく買った方が絶対いいです。
おまけ
メンテナンスのためにシリコンスプレーを用意しておくといいです。1000円弱で買えてバネに吹きかけたりすると多重が一時的になくなります。
スピーカー
なんでもいいですけどある程度音圧が強い方がアーケード感がでて楽しいです。テレビ自体のスピーカーもすごくいいやつが内蔵してあって申し分ないのですが、上のブログにある通り映像・音声信号がHDMIを通ってくる過程で遅延があるため、テレビ自体の音を通すよりかはPCに接続されたスピーカーを通して聴く音の方が低遅延となっています。
自分はこれを買いました。
かなり音質いいので買って正解でした。7000円くらいです。
高さ調整
理想は油圧式の昇降テーブルなんですけどスペースがそこまで確保できなかったのでメタルラックで調整しています。
上の参考ブログにありますが、LMの鍵盤の高さが90cmほどとなっており、PHOENIXWANの高さが8cmとなっております。なので普段スリッパを履いてプレイするくらいでちょうどいいです。昇降テーブルよりも安く省スペースでしかも空いている中段部分を物置に利用できるのでオススメです。値段は4000円ほどです。
webカメラ・マイク
ACっぽくするために手元を映すためのwebカメラ、せっかくなので打鍵音を拾うためのマイクが欲しいところです。今現在使用しているwebカメラが
これなんですけど、どうも上のプレイ動画を見る感じ、ノイズがすごいです。ただカメラ自体に60fpsは欲しい...。なので将来的にですが
これを手元のために買おうかなと思っています。ストリーマー愛用のカメラで非常に高評価なので楽しみです。
(追記) 後から知ったんですけど、C980はストリーマー向けではあるのですがカメラの縦横認識が優秀すぎて手元撮影には向いていないらしいです。なので1ランク下がるのですが
こちらの方が手元撮影には向いているらしいです。720pにはなってしまうのですが、IIDX, SDVX共に手元を映すためなら大丈夫でしょう。どうしても1080pで手元を映したいならば
(追記)買いました、手元を写す意味では非常にオススメできるものでした。
参考動画
Razerのこれが良いのかなと、2.5万しますが。
マイクに関しては何でもいいですが、単一指向性*7のマイクの方が比較的綺麗の音が拾えると思います。安価なものだと3000円前後で買えます。
配信をしたいのであれば、これとは別にピンマイク等自分のしゃべる音のみが入り、かつ動いても対応できるものを買うのが良いと思います。
その他
なくてもいいですが、いちいち別の場所にあるデスクトップを操作するのがめんどくさいため、USBハブを通してキーボード、マウスを接続しています。これがあると色々と捗ります。
今後の展望
今現在、横画面固定ですが、将来的に縦横回転できるテレビスタンドおよびボルテのコントローラーを購入してボルテのVALKYRIE MODELに対応したいと思っております。そのために必要なものが以下の2つです。
[rakuten:esupply:10078896:detail]
まだまだ金が飛んできそうで怖い...。
まとめ
以上が自分の構築したIIDXの立ち環境となります。今回この環境を作るにあたって、合計12万円(+4万円)ほどかかりましたが、それだけかかったかいがあったと思っております。今現在大学院に通っていて*8片道30分ほどかかるゲーセンに行くのが億劫なのでその分家でプレーする機会が増えたからです。
多分当分は音楽ゲームやめないんだろうなあと思いました。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
おまけ
43インチ120Hzのためにモニターを購入したんですけど、副産物として(というかむしろこっちも同じくらいデカい)こんな良いことがありました
ついに我が家にも4K実装よ pic.twitter.com/JfcwuJ6iV3
— ひたらぎ (@23k_h) 2021年12月7日
結構洋画を中心に映画を見るのが好きなんですけど4Kで大きい画面で一人鑑賞会ができるようになりました。
*1:何故かというと12月20日が誕生日だからです。24歳、学生です。
*2:beatorajaのIRサイトの中でも一番メジャーなやつ、ユーザーが各譜面の難易度を査定する機能+その査定した難易度で譜面がまとめられている難易度表があったりしてかなり便利
*3:https://www.regza.com/regza/lineup/v31/index_j.html
*4:ちなみに発狂皆伝→発狂十段の順番で受かってしかもその間に1年くらい間隔があったらしい、なんでやなあ
*5:半導体不足が影響してるらしいんですけど、俺が4月に買ったモニターが1万円くらい値上がりしててひっくり返りました
*6:店の展示品が放出されてるとか結構あります
*7:マイクが向いている方向からの音以外をあまり拾わなくするもの
*8:通っているって言えるのか怪しいほどには家にいます、授業も研究もバイトも全部リモートなので